Roswell Daily Record 1947年7月8日

Roswell UFO Incident

RAAF(ロズウェル陸軍飛行場)、ロズウェル地域の牧場で空飛ぶ円盤を回収
空飛ぶ円盤の詳細は不明
ロズウェルの物体 夫妻の目撃報告

ロズウェル陸軍飛行場に駐屯する第509爆撃航空軍情報部が、本日正午、空飛ぶ円盤を入手したことを発表した。

情報将校J・A・マーセル少佐の承認のもと同部から公表された情報によれば、さる牧場主が、地所内で物体を発見したと地元のジョージ・ウィルコックス保安官に通報。その後、ロズウェル近郊の牧場にて円盤が回収された。

マーセル少佐および同部から派遣された分遣隊は、牧場に向かい、そこで円盤を回収したとのこと。

物体は当地の情報部が調査したのち、「上位の司令部」へと空輸された。

情報部は、円盤の構造や外見についての詳細はまだ判明していないと述べている。

ロズウェルにおいて、空飛ぶ円盤と見なされる物体を目撃したのは、明らかにダン・ウィルモット夫妻だけであった。

夫妻は先週の水曜日の夜10時頃、サウス・ペン105番地の自宅ポーチに座っていたが、そのとき、輝く巨大な物体が南東の空から現れ、高速で北西の方向へ飛んでいった。

ウィルモット氏は夫人に声をかけて、物体をよく見るために一緒に庭に駆け下りた。ウィルモット氏の見積もりによれば、目撃時間は一分足らずで、おそらく40~50秒だったとのこと。

ウィルモット氏は、その物体は高度1500フィートほどの上空を高速で飛んでいたように見えたと語った。速度は、時速400~500マイルだったと彼は推測している。

物体は楕円形で、まるで1枚の皿あるいは旧式の洗面器に、もう一枚を逆さにして重ねたような形をしているように見えた。物体は内部から光が透過しているように全体が輝いており、下からの光で照らされているようには見えなかった。

ウィルモット氏は、彼が立っていた場所からは物体の大きさは5フィートくらいに見えたと語っている。また、物体までの距離を考慮すると、実際の直径は15~20フィートだったと見積もっている。ただし、これは単なる推測に過ぎない。

ウィルモット氏には全く音は聞こえなかったが、夫人は非常に短時間ながらシューッという音が聞こえたと証言している。

物体は、南東から視界に入ってきて、6マイルの丘の近くで木の梢の向こうに消えた。

町で最も尊敬され信頼のおける市民のひとりであるウィルモット氏は、物体の目撃について他の誰かが名乗り出て話してくれることを期待し、自分の目撃体験については黙っていた。しかし、他の目撃者が現れないことから、今日ついに口を開くことを決意したのである。

彼が自分の目撃体験を証言しようと決断したまさに数分後に、RAAF(ロズウェル陸軍飛行場)による物体回収が発表された。

コメント

タイトルとURLをコピーしました